この講座は満席となりました。
自らの手で仕込むことの愉しさ。
実験するときのようなわくわく感。
育てることの愛おしさ。
出来上がった時の喜び。
発酵を通して
私自身を育てていく、整えていく時間。
菌と共に、私たちも発酵し続け、変化と成長をたのしみましょう。
四季を通して学ぶ、1年間の講座です。
日本の伝統「発酵食」の魅力を知る
日本食の基本調味料である味噌、醤油、味醂、漬け物、嗜好品であるお酒もすべて発酵食品です。
そしてこれらのキーワードとなるのが「麹」
日本の国菌とも言われる麹の魅力にせまり、自家製発酵食品をみんなで作りましょう。
1年間の発酵倶楽部を終了した方には修了証をお渡しします。
講座の特色
・みんなで実際に仕込み、引き続き家で育てる。
・自宅で気軽に実践できるようになる。
・同じ素材を使っていても、自分の持つ菌によって仕上がりが変わるので、オリジナル発酵食が作れる。
・素材に感謝し、生かしきる術を身につける
・講師手作り発酵食の試食から食べて学ぶ
講座で変わること
体調の変化
発酵食が消化吸収を助け、お肌やお腹の調子が整いだします。身体のお掃除が始まると、心もすっきり軽くなるでしょう。
暮らしが変わる
食を変えることでゴミが減ります。
味覚が変わり、嗅覚など感覚器官が敏感になります。
それにより、化学物質が自然と減り、お惣菜、薬や化粧品などに頼りすぎない生活に変わります。
料理上手になる
難しい調理法はありません。
素材を生かす、活かしきる、そして時間をかけ、菌たちにお任せというシンプルな調理でおいしいご飯が作れるようになります。
繋がること
生産者さん、料理仲間、家族、友人
たくさんの繋がりが食を通して生まれます。
自分たちが普段食べているものについて考えてみる
発酵食の要である麹。麹のもととなるお米はどんな環境で生まれ育ったのだろう、考えてみたことはありますか?
倶楽部では、エネルギーあふれる素材たちも大切にします。
お米をはじめ、毎月作る発酵料理の素材と、その生産者さんにも感謝して楽しい時間にしていきましょう。
生産者さん
◎お米・土遊野・かえるすたいる・田村種農場・こだま農園
・オギノエンファーム・無茶茶園
天候により作物の状況が変わりますため、使用する素材が変更することもございます。あらかじめご了承ください。
私達夫婦は「買う」→「作る」「育てる」に変えてみることで、幸福度が上がりました。
それは料理だけではありません。
棚を作ったり、植物を育ててみたり、種を蒔いてみたり。
自分で作ったもの、育てたものは愛着がわきます。最初から上手に作ろうと思わず、
1年間の倶楽部を通して、作りながら一緒にみんなで成長していきましょう。
お待ちしております。
年間予定 2022年4月〜2023年5月
開催日時 毎月最終土曜 13:00〜16:00
4月30日 発酵ドリンク(フルーツ酵素)
季節の果物を使った酵素ジュースの素を仕込みます。発酵倶楽部のフルーツ酵素は自家製米糀入りです。そしてフルーツ酵素を濾した後の非加熱ジャムも副産物として出来上がります。
5月28日 フムス作り
フムスはトルコやギリシアで食べられる中東料理のひとつ。通常はひよこ豆で作りますが、今回は大豆で作ります。味付けにスパイス麹を入れて旨みアップ。
6月25日 発酵ドリンク(梅ミキ)
奄美大島の伝統発酵健康食「おみき」
さつまいもとお米とお水というシンプルな素材で作れます。倶楽部では基本のおミキをみんなで作ります。
(アレンジしたい方は、完成後のおミキに梅を加えてお家で梅ミキにしてください。講師手作り梅ミキの試飲があります)
7月30日 自家製調味料~甘糀~
甘酒は夏の季語。夏にむけて栄養たっぷり甘酒の作り方や効能をお伝えします。
甘酒を使った料理の試食とマル秘ドリンク試飲もあります。
8月27日 自家製調味料~糀ドレッシング~
基本の塩糀の作り方、野菜を使った塩糀を仕込み、糀ドレッシングを作ります。
これがあれば市販のドレッシングをもう買わなくても大丈夫。
9月24日 自家製調味料~出汁糀~
簡単出汁糀を作り、いろいろな活用法をご紹介します。まだまだ暑くて食欲が落ちやすい9月におすすめのあっさり味です。
10月29日 ぬか漬け
美味しい糠漬けは、糠ごと食べたくなります。旬のお野菜を漬けて、乳酸菌たっぷりの美味しい糠床を作りましょう。
11月26日 課外授業
内容未定
マンサンダルワークショップ
オギノエンファーム?
もしくはシードおじさんをヨグシャラ招いてお話会?
12月24日 お餅つき&発酵お餅ちのおとも
お餅つき&発酵お餅ちのおとも
餅米を蒸して、みんなでお餅つき。お正月のお餅もこれでばっちり。お餅のお供は講師手作り。(納豆辛み餅、甘酒餡子、甘味噌の予定)作り方の解説をします。
1月28 発酵のおやつ 餡子
砂糖不使用の餡子作りをします。12月に食べた甘酒餡子や、ドライフルーツ入りの餡子。
2月25日 甘酒キムチ
甘酒キムチの素を仕込みます。これさえあれば、野菜と和えたり、納豆にあわせたり、
レパートリーが広がります。
3月25日 発酵フィナーレMy味噌作り
最後はみんなでmy味噌仕込み。
出麹(出来立ての麹をほぐす)からみんなでやります。みんなの楽しい空気で美味しいお味噌を作りましょう。
講師紹介
◎飯田恵◎
奥津典子先生の台所の学校
基本・応用コース終了
台所の学校で日本の伝統発酵調味料を使い、心も身体もほっと和らぐ料理を学んできました。
そこから日本の伝統食「発酵」に興味を持ち始め、「お味噌作りはしたことがあるけれど、糀から作りたい」と思い、
博多薬膳麹・味噌商店にて発酵の勉強を深めてきました。
発酵食は生きものです。
日々、変化していく様子が楽しめること、
そして作り手によって味わいが変わることが魅力的だと思います。
ぜひ一人ひとり、オリジナルの発酵食を作り、変化を楽しみましょう。
◎飯田 惣一郎◎
ヨガインストラクターでありながら低血糖であったり季節毎の体調不良があったが、食事の改善により症状が無くなり、毎日元気いっぱいに過ごしている。
食の大切さを実感し、食材が生まれる背景に興味を持ちエシカル・コンシェルジュの資格を取得。
エシカル(倫理的)な観点で消費社会を見る中で、農薬や肥料、アニマルウェルフェアやフェアトレードについて学ぶ。
発酵倶楽部の講座では、食とヨガと社会の繋がりについての座学を担当します。
・アニマルウェルフェアについて
・エシカルな生き方
・農薬、肥料について
・土と微生物の話
など
持ち物
・エプロン
・三角巾
・手拭き
・保存容器(必要になるときは事前に連絡します)
・試食用のお皿、お箸、スプーンなど
・飲み物
・筆記用具
料金
年間講座 ¥96,000
金額に含まれるもの
・材料費
・容器代